不動産鑑定士に興味を持ったきっかけ
不動産鑑定士に興味を持ったきっかけとしては、主に2つ。
不動産鑑定士について調べながら、魅力に思ったこと
- 独占的業務であること
- 経験を重ねることが武器になりそうなこと
- 若手が減少傾向(高齢化)
独占的業務であること
不動産鑑定士でしかできない業務がある(法律によって業務が守られている)、すなわち、身分を国に保証してもらえているということ。医者ほどではないだろうが、難関資格であるため、それなりに強い資格なのではなかろうかと期待。試験問題もパラパラと見てみたが、参入障壁は高そう。
IT業界は業界として未熟なのかもしれないと思っている。現在のところ、誰でもなんでもできる状態という認識で居る。出来る人が成り上がれる、という点では素晴らしい業界ではあるのだが・・・。
一次請けでプロパ社員として働けるということを除いては、学歴(ペーパーテストが得意)と言うものが、まるで意味がない業界と感じている。
本当にできる人は、技術的な助言をする(1時間ほど会議に出席)だけで1日の仕事が終わるというワークライフバランスも強烈に良くなる。ただ、その境地に達するのは、残念ながら、プロパの仕事ではないというジレンマも悩みの種。
経験を重ねることが武器になる
IT業界においても、経験は勿論、武器になる。しかし、常に知識をアップデートしていくことが必要で、その頻度は他の業界など比べものにならないほど高いはず。
例えば、オンプレミスでウォーターフォール型のシステム開発をした経験が、クラウドでアジャイル開発する経験にどれほど役に立つのだろう。役に立つ部分より、無駄知識になる部分のほうが多いのではなかろうか。
若手が減少傾向にある
IT業界は、毎年腐るほど人材が入ってくる。優秀な人も多い。「若手が減少傾向」イコール「競争相手が少ない」、と捉えるのはポジティブ過ぎるだろうか。若手が少ない、ということはそれだけITによる効率化も遅れるかもしれない。例えば、すこしエクセルマクロが組めるだけで相当に効率化できる部分があるのではなかろうか。
なりてが少ないことに対して、政府も動き出しているようだ。今後、公認会計士などのように、じゃぶじゃぶ増えてしまうリスクはあるけれど。それ以上に先行者メリットも大きそうな業界という印象を持った。
結び
今後、現実を知っていくことで、不動産鑑定士に対する印象は大きく変わるかもしれない。ただ、いま(2017年7月現在)はポジティブな印象を持っている。